2018.03.12更新

■抗がん剤とはどんな薬か?


抗がん剤は、がん細胞の増殖を抑える薬剤です。
がんが発症し仮に手術で取り除けたと判断されても、潜伏している細胞が活動を始めることで「再発」が起こる場合もあります。
抗がん剤は癌と同様に血液に乗って全身へ作用するため、潜伏しているがん細胞の増殖を抑えるメリットがあるため、癌の根絶を目的として使用されています。 

抗がん剤の悩み

 

■抗がん剤にはどんな副作用が考えられるか?


がん細胞は増殖スピードが速いという特徴があります。抗がん剤はがん細胞の増殖スピードに合わせて作用するため、同じような速さで増殖する正常な細胞までもが影響を受けることになります。これにより体に異変が出る「副作用」となるのです。

 

副作用には主に以下のような症状があげられます。

 

・血管痛
抗がん剤は刺激が強いため、弱い血管や細い血管は血管内で炎症を起こします。 

・吐き気や嘔吐
脳の嘔吐中枢が刺激されるために生じます。 

・下痢や便秘
腸の運動を支配しているのが自律神経です。抗がん剤によって自律神経のバランスが崩されてしまい、腸が異常興奮したり粘膜が弱くなってしまうと下痢、逆に運動が抑制されてしまうと便秘となります。

・味覚障害、口内炎
口腔内の粘膜が障害されることで口内炎が生じ、味を感じる細胞そのものや、味を伝える神経、または唾液分泌が低下することによって味覚障害が生じます。

・倦怠感
食欲低下や嘔気などによっても栄養バランスが崩れ体のだるさなどが生じます。

・脱毛
抗がん剤の投与を始めて2週間目くらいから見られることが多く、毛根の細胞分裂が阻害されることで生じます。

・骨髄機能の抑制
骨髄細胞は抗がん剤による刺激を受けやすく、血液成分の生成量が減少します。
貧血になったり、感染しやすくなったり、止血しづらくなります。

・末梢神経障害
末梢神経に影響が出る仕組みはハッキリしていませんが、手足・指先などに痛みやしびれなどが生じる場合があります。

・皮膚障害
皮膚や爪を作り出す細胞が刺激を受け、爪色の変化、皮膚の発疹や痒み、色素沈着などが現れます。

 

■抗がん剤の副作用を和らげる高濃度ビタミンC点滴

 

高濃度のビタミンCは「がん細胞を殺す」として注目を集めましたが、抗がん剤による副作用を軽減する効果もあります。点滴での投与を開始してから1週間〜2週間程度で副作用の症状の緩和が見られます。
末期がんの疼痛緩和の目的で受診される患者様も少なくなく、患者様のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上に役立つ治療だと考えています。ご家族の方々が驚かれるほど活力が戻られる患者様もいらっしゃいます。
当院では多数の患者様の受診実績がありますので、少しでもお悩みのことがある患者様はお気軽にお問い合わせください。

 

投稿者: わかばクリニック

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